JA807X [ソラシドエア ボーイング737-800]


Image copyright (C) 2017 ばっきー (撮影場所:東京・羽田空港)


航空会社名:ソラシドエア

機種:ボーイング737-81D

機体記号:JA807X

製造番号:39431

登録日:2013/7/12


宮崎県宮崎市に本社を置き、九州と日本国内を結ぶ路線を展開するソラシドエア。スカイマークやエアドゥに続き、1997年に設立後、「スカイネットアジア航空」としてスタート。割安な運賃やカラフルなデザインなどを武器に、2002年に東京・羽田~宮崎線を開設、翌年には東京・羽田~熊本線を開設しますが、広告宣伝などの戦略で集客力に弱さを見せ、2004年に産業支援機構の経営支援を受け、その後はANA 全日空と業務提携する形で再建。東京発着の九州地方の路線に特化することで、知名度と利便性の向上、それに加えて九州地方経済の活性化を目指すことにしました。2011年に新ブランド「ソラシドエア(Solaseed Air)を導入。「空から笑顔の種をまく」をコンセプトにした新ブランドは、2015年には社名として採用されます。機体の塗装は一新されたものの、ANAとのコードシェアなどの提携は現在も続いています。


ソラシドエアでは「空恋プロジェクト」という、地域に根差した貢献活動を展開。そのプロジェクトでは、ソラシドエアの保有する機体に九州・沖縄の地名とともに、キャッチコピーやゆるキャラなどを描くことで、PRを行っています。1つの機体には1つの自治体の名前が、約1年の期間で飛んでいます。


「空恋プロジェクト」とは別のプロジェクトで、「復興支援プロジェクト」というものがあります。これは2016年4月14日と16日の2度にわたって震度7の激震を観測した「平成28年熊本地震」からの復興祈願から立ち上げられたプロジェクトで、このプロジェクトでは2機に特別塗装が描かれています。このJA807Xはそのうちの1機で、機体後部に「がんばろう!九州」の文字と、九州の各県のゆるキャラが描かれています。ソラシドエアは特別塗装による復興支援ほかにも、義援金の支援も行っています。


2017年8月現在、ソラシドエアでは、この1機以外に特別塗装機は2機(JA802X,JA812X)あります。

ソラシドエアのボーイング737-800は、ソラシドエアの就航地に飛来します。

※東京・羽田行きの便にアサインされた場合、Twitterにてツイートしないことの方が多いです。

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