JA602A [エアドゥ ボーイング767-300]

Image copyright (C) 2017 ばっきー (撮影場所:東京・羽田空港)


航空会社名:エアドゥ

機種:ボーイング767-381

機体記号:JA602A

製造番号:27944

登録日:1998/1/21 (エアドゥへの移籍日:2016/7/26)


「北海道の翼」のキャッチコピーを掲げ、札幌市中央区に本社を置き、北海道と日本国内を結ぶ路線を展開するエアドゥ(AIRDO)。日本の航空輸送業における規制緩和政策により、1996年にスカイマークとほぼ同時期に「北海道国際航空」として設立。1998年に東京・羽田~札幌・千歳線を開設しますが、アメリカ同時多発テロの影響などで業績不振が続き、2002年に民事更生法の適用を申請、その後はANA 全日空の支援を受ける形で3年後に再建。自社保有機ではなくリース機(他の航空会社やリース機貸出企業から借りた航空機)のみで構成されている、「北海道国際航空」なのに「国際線」がない、などといった紆余曲折を経て、2012年に、それまで通称・愛称として親しまれてきた「AIRDO」に社名を変更。機体の塗装は一新されたものの、ANAとのコードシェアなどの提携は現在も続いています。


このJA602Aも、元はといえば1998年からANAに在籍していた航空機。2009年12には、1969年~1980年代前半までのANAの塗装、いわゆる「モヒカン」塗装が復刻、JA602Aに当時の塗装が施されることになりました。


「モヒカン」塗装は2014年8月に終了しましたが、ANAの通常塗装として2年間飛んだ後、エアドゥへ移籍。大阪・伊丹空港の格納庫で再塗装され、「ベアドゥ北海道ジェット」として再出発しました。「ベアドゥ」はエアドゥのマスコットキャラクター。垂直尾翼で雲に腰を下ろすベアドゥに、札幌市時計台などの観光地、キタキツネなどの動物や四季折々の自然の豊かさをふんだんに盛り込んだこの塗装は、航空ファンのみならず、空港にいるすべての人を魅了します。


2017年7月現在、エアドゥでは、この1機以外に特別塗装機はありません。

エアドゥのボーイング767-300は、東京・羽田、札幌・千歳、函館、旭川、女満別、帯広に飛来します。

※東京・羽田行きの便にアサインされた場合、Twitterにてツイートしないことの方が多いです。

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